











レスキューカンパの応援をいただいた方には、メールにて多頭崩壊からレスキューした猫たちのプロマイド写真をお送りいたします。(メールにてお送りします)
ネコリパブリックでは、とある保健所に持ち込まれた大人猫を全頭引き出しレスキューしています。
ある日保健所の方から、電話が、、
とても、言いにくそうに、、大人猫が、9匹持ち込まれてしまいました。。。と
9匹!!一気に!!!???
今現在、管理センターは、犬でいっぱいで大人猫を収容するスペースがない、、とのこと、このままでは週に1回の殺処分の日に、全頭殺処分される可能性が、、、、
なんとかしなければ、、ということで、受け入れの段取りを行い、保健所へと向かいました。
ネコリパブリックは、受け入れだけを行っているのではなく、根本解決を目指しています。
9匹の猫たちが持ち込まれた経緯をしっかりと、個人情報が漏洩しない範囲でヒアリングを行いました。
持ち込まれた猫たちは、大人のメスが6匹。オス1匹、そして子猫が2匹のトータルで9匹。
多頭飼育崩壊で、まずは捕まえられる子から連れてきた。。とのこと。。
え、まずは???
ということは、まだ現場に残されている猫たちがいるということ。。
今後また、保健所に持ち込む可能性がある、、ってことですよね。。
と聞くと、その可能性が高いです。との回答が。。。
9匹の猫たちはかろうじて、ネコリパの東京のシェルターに空きがあり、当日受け入れそのまま東京へ運ぶ段取りをしましたが、たとえば、明日、明後日にまた大量の猫たちがきたら、受け入れ体制がすぐには整えられない。。
行政の方々に交渉し、直接、私達がその現場に行き、多頭飼育崩壊現場での猫たちの問題解決とサポートさせてもらいたい。
ご本人に交渉してほしいと依頼しました。
多頭飼育現場にて、直接本人と交渉をさせてもらい、受け入れる段取りをしつつ、猫たちの状況を把握したかったからです。
行政の方に、ご本人と交渉していただき、私達が現場に視察、そして直接サポートさせてもらうことを了承してくれました。
社会福祉課の方とともに、現場を訪問。
保健所と社会福祉課の方が連携をとってくださっていることもとてもありがたいことです。
現場は、4階建ての古い集合住宅。
その3階の1室が問題の部屋でした。
それは、、、それは、、、本当にまさに、多頭飼育崩壊とゴミ屋敷が合体した壮絶な現場でした。
10分程度いるだけで、さまざまな悪臭が髪の毛や洋服に匂いがついてしまいます。
足は土足で入らせていただくのですが、足カバーをつけて入らないと、靴底が著しく汚れます。
その中に、、9匹の猫たちがヒモでくくられてゴミの中に埋もれながらうずくまっていました。。。
9匹のうち2匹がメス猫。
オス猫同士は未去勢のため喧嘩をするのだしばっており、顔や身体中傷だらけ。。
早くここけらレスキューしてあげなければ、、
そう心から思いました。
すぐに岐阜と、大阪の2箇所で保護する段取りをし、レスキューの日付を決めました。
最初に岐阜に引き取った4匹のうちのメス2匹。。触った瞬間に、臨月とわかりました。
もう、数日で生まれる。。
この状態で不妊手術をしたら、堕胎となり、母体さえ危険になってしまうだろう。。
そして、先に保健所から引き取った10匹のうちの1匹も、妊娠後期であると感じていました。
やはり、勘は当たっており、岐阜でレスキューした子の2匹は、レスキューの5日後と7日後に出産。それぞれ2匹を出産しました。
その2日後、東京では、1匹が流産。。そのあともう1匹が5匹の子猫を出産しました。。。
さらに驚いたことに岐阜の出産した子が2日後にもう1匹産んだのです。。
乳飲児がトータルで9匹。。
このまま、もしレスキューしてなかったら、、、、
あのゴミ屋敷で産んでいたとしたら、、、
生きてはいけなかったでしょう。。
事実ヒアリングしたところレスキュー1週間前に、子猫と大人猫が何匹か死んでいるとご本人がおっしゃっていました。。
今回のゴミ屋敷のレスキューにかかる費用はまだ算出しておりませんが、全頭に、不妊手術、血液検査、ワクチン、駆虫を行い、その後体調が良くない子たちのケアも続いております。
子猫たちも、ベテランミルクボランティアさんにお願いをしておりますが、岐阜にいる子たちのうち2匹は、ミルクを飲めず、弱ってしまい、、本日(3月23日)1時間毎のミルクのサポートもむなしく亡くなってしまいました。。。
残念でなりません。
また、母猫の体調も悪く、万全ではないので通院をしています。
その他の東京の5匹の子猫、そして、岐阜の残りの3匹の子達はすくすく育っています。
大阪に連れて行った5匹のオス猫たちは、怪我も多く抗生剤などもうち、初期医療がおわりそれぞれ預かりさんのお宅で検疫期間を過ごしています。
ただ、みんな、トイレというものがない壮絶な現場出身のため、トイレがうまくできません。
まだまだトイレトレーニングが必要となります。
東京のシェルターのその他の猫たちも、最初は体調が悪くケアが大変でしたが今はだいぶ体調が安定してきていますが、乳飲み子5匹、子猫2匹を含むケアにスタッフは毎日奮闘しています。
この大規模レスキューにかかる費用は、すべて、ネコリパブリックで負担しております。
体調の悪い猫も多く、
医療費だけでも、初期医療のみでも最低でも30万円以上。
入院や治療などを行なう、子猫が譲渡できるまでのケアなどを含めるとやはり、,100万円以上はかかる可能性もあります。
なんとか、お店の収益や仏飯の収益で賄えればと思いますが正直厳しいのが現実です。
そのため、今回も、広く、多頭飼育崩壊の28匹の猫たちのためにカンパを集めさせていただきたいと思います!
※今回の現場の写真に関しては、ご本人に使用許可を取らせていただいております。
どうかみなさま、一口1000円か
ら、壮絶な多頭飼育崩壊現場の猫たちのために、ご支援よろしくお願いいたします!
今回のレスキューした猫たちには、女の子には春のお花の名前を、男の子には立派に育つよう樹木の名前を命名しました。
この子たちの様子を今後ご報告していきたいと思っております!
東京組
ポピー(メス)
つばき(メス)
ハナミズキ(メス)
たんぽぽ(メス)
デージー(メス)
ぼたん(メス)
ひのき(オス)
シュロ(オス)
ナギ(オス)
岐阜組
オリーブ(オス)
ナデシコ(メス)
ラベンダー(メス)
けやき(オス)
大阪組
すぎちゃん(オス)
まつちゃん(オス)
ひいらぎ(オス)
くりちゃん(オス)
アントニオ(オス) アントニオだけ、あまりにも顔に傷だらけだったのでイメージでアントニオとつけました。。
レスキュー後生まれた子猫10匹は、まだ名前はついていませんでした。2匹の子猫たちはなくなってしまいましたが、残りの8匹は必死で生きようとしています。私達も全力でサポートしています。
28匹の猫たちの医療費飼育管理費以上にカンパが集まった場合は、ネコリパブリックのTNR&TNTA部に必要な手術代金や、医療費など保護猫たちにかかる費用として活用させていただきます!!